ご報告が遅くなりましたが「ブラウジングトークセッション|平山亜佐子 忘れられた挿話《エピソード》を求めて」無事に終了しました。
足をお運びくださったみなさま、Ustreamによるインターネット中継をご覧くださったみなさま、ありがとうございました。
当日は雨模様にも関わらずたくさんの方にお越しいただき、また唐突に青シャツ団だの丸ビル美人伝だの銀座の女王だの、林禮子! 丹いね子! 人見ゆかり! 本荘幽蘭! だのと気焔を吐くわたしにおつきあいくださるのみならず、あまつさえ笑ってもくださり、本当に嬉しい一夜でした。
会場の雰囲気などを見ていただけるといいのですが、うっかり写真を撮るのを忘れ、Ustもアーカイブ化はしないとのことなので、言葉のみのご報告ですみません。
でも、ま、イベントなんて消えものですから、これでいいのでしょう。
今回、個人的に貴重なイベントだったと思うのは、わたしが今もっとも興味のあることをみなさまに直接ご報告できたことです。
ものを書いてから、本になって、本屋に並んでみなさんに読んでいただくまでには、さまざまなプロセスを経ます。
その間に、例えば出版社の名前であったり、書評であったり、何らかの付加価値(誤解を恐れずにいえば手垢といってもいい)がついて、お手元に届くことは、商品としてどうしたって仕方のないことです。
でも、すごくわがままを言えば、わたしが構想を思いついてアドレナリンを全開にして書いてるときに、読者に同じようにおもしろがっていただけたら、一番嬉しい。
その、アイディアの部分やテーマについて、先日いらしてくださったみなさまと、ときに笑い、ときに疑問を持ちながら、共有させていただけたことは、著者にとって何ものにもかえがたい体験でした。
先日話したことが、今後まとまったかたちにならないとも限りませんが、もし活字(という表現も今は昔ですが)になってみなさまのお手元に届くことがあれば、あの日のアホみたいに盛り上がってるわたしをイメージして、一緒に笑っていただければ幸いです。
今回、わたしの暴走を暖かく見守り、舵取りしてくださったメディアセブンの佐藤さん、スタッフの皆様もありがとうございました。
こんなイベントだったらもっともっとやりたいです。
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