晶文社スクラップブックに連載中の、夫人と名の付く小説をひたすら読んでみる「 #夫人小説大全 」更新されました。
今回とりあげたのは、三宅やす子『或る夫人の手紙』。三宅やす子は大正中期から昭和にかけて小説だけでなく、女性論、未亡人論、性教育論などを雑誌に精力的に寄稿、講演にも引っ張りだこで、雑誌『ウーマン・カレント〈婦人時事〉』を主宰するなど活躍しましたが、例えば平塚らいてう、与謝野晶子、山川菊栄、伊藤野枝などに比べるとメジャーさに欠けます。
下手をすると娘で作家の三宅艶子の母、としか書かれないことも。
その謎には後編で触れるとして、前編では(本人の意図しない方向で?)エッジの効いた小説を見ていきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿