ジュンク堂新宿店でのイベント、終了しました。
いらしてくださった皆様、ありがとうございました。
予約数がイマイチ伸びず、TwitterやSNSなどで告知活動に励んでいましたが、蓋を開けたら満員御礼。
せっかくいらしてくださったのに入場できない方も出てしまい、申し訳なかったです。
でも、めったにないことなんです。
何が起きたのかと思ったくらい。
去年の12月にも出版記念イベントを行ったのですが、そのときは損益分岐ギリギリで最後の最後までわからず、肝を冷やしました(結果は分岐点+1名で、出演者の方に微少のギャランティをお支払いできました、やれやれ)。
なので、今回は本当に驚きでしたが、ともあれ皆様に感謝する次第です。
次のイベントもそうありたいものです。
と、いうわけで、来月もイベントあります!
3ヶ月連続出版記念イベントの総仕上げ、会場は吉祥寺「百年」さんでございます。
トークの相手はお友達でアヴァンポップ文学者の木村カナちゃん。
2525稼業のライブも行います。
楽しみです。
百年「と」不良少女
『明治 大正 昭和 不良少女伝 莫連女と少女ギャング団』刊行記念イベント
−女の子が夜になっても遊び続ける方法−ジャンダークのお君、ガルボのお政、ジャズのお小夜……
戦前の東京を闊歩し、不良少女と呼ばれ、その行状を報道されることによって、新聞紙上に足跡を記した女の子たち。
好奇心と遊び心を携えて、彼女たちの面影を追いかけた本邦初の不良少女史書『不良少女伝』、その著者・平山亜佐子が、「百年」で歌います、語ります!
物語と歴史、過去と現在、夢と現実を往復することで見えてくる、「遊びに遊ばれる新しい世界」とは?
カツマーになるかカヤマーになるかで頭を悩ませるよりも、破天荒セレブの人生を見よ!
モテだの萌えだの言ってる暇があるのならば、昭和ゼロ年代に学ぶべし!
2010年2月20日(土)
19時半開場/20時開演
ライブ:2525稼業
トーク:平山亜佐子(『不良少女伝』著者)×木村カナ(from 西荻ブックマーク)
料金1200円 定員60名
※当店にて『明治 大正 昭和 不良少女伝』(河出書房新社)をお買い上げの方は1000円で入場できます。
イベントタイトルを見て、何か想起しませんか?
そう、金井美恵子『夜になっても遊び続けろ』!
堀川正美さんの詩「経験」のなかの一節「明日があると思えなければ/子供たち、夜になっても遊び続けろ」へのオマージュなんですよね。
そして、わたしの事実上のデビュー作である『ユリイカ』誌への寄稿文のタイトルが「女子が世界と遊ぶ方法」(偶然なのですが)。
というわけで、「女子が世界と遊ぶ方法」から一昨年上梓した『20世紀 破天荒セレブ』〜『明治 大正 昭和 不良少女伝』に至るまで、わたしがテーマとしている事柄や著者分析なども行っていただけるようです。
「カモイ・ヴァラエティ」ならぬ「アサコ・ヴァラエティ」になるのでは、と思っています。
どうぞどうぞ足をお運び下さい。
それと、今出ている『FRAU』2月号の山崎まどかさんの連載「気まぐれな本棚」に拙書をとりあげていただいています。
「胸がすくような思い」と書いていただけてとても嬉しい。
そう、当時の不良少女は時代の被害者なんてものじゃなく、はっきりと好きでやってます。
人生のモラトリアム期に、なんだかわからないけど「デカいことしたい」という気持ちと、このままブラブラ遊んで暮したいという気持ちがないまぜになったモヤモヤ感、みなさんも覚えがありますよね。
そういう共感って安易なようで意外に大事だと思うんだけどな。