こんばんは。
またまたまたまたまた『明治 大正 昭和 不良少女伝』の書評のお知らせです。
本日発売の産經新聞「読書」欄に於いて「『女性は強い』は変わらず」と題して辛酸なめ子さんに拙書をご紹介いただきました!
「明治や大正に生きた先人は、現代よりも道徳観念の強い良識人だと勝手な先入観を抱いていました」として、不良少女たちの各種エピソードをたくさん引用してくださっています。
確かに戦前の人には、お行儀が良くてのんびりしたイメージがあるかもしれないですね。
でも、いつの時代も人間の本質は変わりません。
とくに若者の暴走は時代を如実に反映していて興味深い。
2525稼業でカバーしている戦前の音楽もそうですが「長い袖着ろお化粧しろ 商品見本じゃあるまいし ああ憂鬱よ おかしくて お嫁になんかいけないわ」「人がモテるといってくよくよしなさんな 彼といえども踊るときの相手はひとりです」などなど、現代人の感覚にも充分通じる、むしろ現代人的感覚のはしり(つまり「近代」のはじまり)をあらためて感じることが、戦前文化にはままあります。
辛酸なめ子さん、ありがとうございました。
ちなみに、なめ子さんは以前わたしの一冊目の本『20世紀 破天荒セレブ ありえないほど楽しい女の人生カタログ』の書評も書いてくださいました。
前著に引続きご紹介くださって、嬉しいな。
0 件のコメント:
コメントを投稿