先日「君嶋ルル」というソロ名義でライブを行いました。
あまり積極的に告知しなかったのと当日台風が来ていたこともあって、お客様はなんと一人!
でも、その一人がピアニストの岡野勇仁さんという素晴らしさで、その場で急遽お願いして3曲も演奏していただきました。
当日の音源は2525デジオ「ガブリエルの葉っぱ」で公開していますので、ぜひお聴きください。
と、音楽活動について書いたのは、文章関連の仕事のニュースが少ないから(もう少ししたらお知らせできることもあるのですが)。
一昨年、去年と本を出したけれど、今年はちょこちょこ書いたもののまとまったものは出せなかったなーと思い、そもそも今年って何やってたんだっけと不安になって書き出してみました。
一月:『不良少女伝』出版記念イベント@ジュンク堂新宿店
二月:『不良少女伝』出版記念イベント@吉祥寺「百年」
三月:ー
四月:『不良少女伝』出版記念イベント@「高円寺書林」、2525稼業LIVE@秩父
五月:2525稼業LIVE@二子玉川「BAR LIALEH」
六月:サッカーW杯
七月:2525稼業自主企画「東京23区ミニチュアワールドツアー」@深川「そら庵」
八月:神戸旅行
九月:君嶋ルルソロライブ
…イベントとライブをやりすぎてる……。
しかも、何もやってない月がある……。
目の前の雑事に追われると漫然と年月が流れていくのですね、恐ろしい。
今年はあと3ヶ月、なんとかいい感じに終わりたいものです。
そして、来年はもっとがんばるぞー!
20100916
20100811

今日、嬉しい荷物が到着。
randum_butterさんちの新作『matter girl ruins』でっす。
randum_butterさんといえば、テーマ設定が鎧とか蛮族とかサイバーパンカーとか脈絡もないけど不思議とマイナーぽさもない、っていうかわりと一般性あるかも、いやむしろこれから流行るんじゃ? と思わせるような気がしないでもないという微妙な線を突いてくることで一部で有名な同人誌でして、わたしも読者として以前から熱視線を送っていたわけですが、幸運にも前号『サイバーパンカー』から参加させていただくこととなり、今度の『matter girl ruins』でもちょこっと書かせていただいております。
でもって、『matter girl ruins』って何のことかといいますと。
マター・ガール・ルーイン→またーがーるるーいん→またがーゆーるーい→股がゆるい、で、テーマはズバリ、ビッチ! って、どうです、このひどさ(褒めてます)。
「例によって何の根拠もない空前のビッチブーム到来に先駆けてrandam_butterがお送りする、清く正しく薄汚いビッチ本」の執筆陣は、井上雑兵(イノウエ)さん、うとまるさん、青梅松竹さん、K(仮称)さん、サカモチさん、シボンちゃんさん、スーパーログさん、スズキトモユさん、田中天さん、庭さん、速水筒さん、速水螺旋人さん、ヒライさん、V林田さん、深見真さん、ぽもろっそさん、間宮真宰之さん、yama-gatさんとちょう豪華。
エッセイ、小説、ノンフィクション、レビュー、漫画、イラストが渾然一体となってひたすらビッチへの愛を叫んでおります。
わたしは「チャタレイ夫人とエマニエル夫人の結婚」という文章を書きました。
設定を少しだけ書きますと、1910年に提唱された「国際夫人年」から100年目に当たる今年に開かれた小説のなかの夫人たちによる国際会議が舞台でして、登場人物は、チャタレイ夫人、エマニエル夫人、ボヴァリー夫人、ダロウェイ夫人、ウィンダミア卿夫人、ドルジェル伯夫人、マダム・エドワルダ、黄昏夫人などなど。
この設定を見ていただいてもわかる通り、ちょっと壮大になりすぎまして(武蔵野夫人やH大佐夫人は登場すらできなかった)収まりきらずにほとんど導入部分で終ってしまいました。
なので、ほんの習作として、何なら設定集と思って読んでいただくくらいがちょうどいいかもしれません。
……と早速情けないことを言っていますが、でもでも、他の方々の作品はすんばらしいので(現に、今、わたしは傍らの『matter girl ruins』を読んでは置き、読んでは置きで全然この文章を書き終わらないのだ!)騙されたと思って(騙してないから)どうぞ手にしてくださいませ。
通販もきっとできるようになると思いますが、すぐに見たい! という方は夏コミへGO。
コミケ3日目、2010年8月15日(日)東地区ニ-43b「randam_butter」
20100731
以前、トークイベントで話したりブログにも少し書いた本荘幽蘭について、時間を見つけてときどき調べています。
今日はデータ化された新聞記事と、2、3の書籍を閲覧しました。
集めてみるとほとんどが噂レベルの話で(記者時代に幽蘭が軍人の妻や両親にインタビューした真面目な記事は除く)実際に行なったことかどうかすらあやふやな情報ばかりでした。
幽蘭という人は、やれロシアで茶店を開くだの有楽座で旗揚げして帝劇と闘うだのと気焔を上げては、資金の手当がつかずに企画倒れというパターンを繰り返しているらしく、そのうち名前を聞かなくなったと思ったら長崎や大連でひょっこり姿を見かけるというのがお決まりのようです。
神出鬼没すぎて足跡を辿るのがかなり難しい。
生きてるときですらUMAのような(!)人なんですね。
でも、それぞれのエピソードになんともいえない味があって、憎めない。
もし本にするとしたら、いわゆる伝記的なまとめ方より、おもしろエピソードや噂話を並べて「しょうがないなあ」と笑っていただく方が楽しいかもしれません。
例えば、今日見つけた記事のひとつは、明治40年3月17日朝日新聞の東京勧業博覧会に関する「博覧會片々」。
3月20日の開催まであと3日、着々と整う準備について描写された記事で、「會場内の整理」「周遊館の絵画取附」「画家とモデル」「公園付近の装飾」「本郷區小學校の出品」「神楽坂と富士見坂」という小見出しが続くなか、最後に「不気味な茶店」。
はい、幽蘭先生の茶店です(もう、先生と呼ばせていただきます)。
記事によると「女記者となり女俳優となりて暫く姿を隠せし幽蘭女史本荘久代は博覧会當込みに花園町辺へ幽蘭軒といふ喫茶店を開き店前(みせさき)の建札に「黒き紅きくさぐさの筆をとり/\”の右手止みがたきを好奇心(すきごころ)の、うつゝともなう茶盆に替へサゝ茶(ぶゝ)召せとさゝぐるは蘭(あらゝぎ)の茶屋の幽蘭女史」など筆太に記すとは凄じき事なり」とのことで、どうもこの立て札が不気味ということらしい。
博覧会を当込んで開店する辺りは機をみるに敏なんですが、こういういらんことしぃなところが幽蘭先生にはある。
先生に特徴的なのは常に主張があるということで、どんな状況で誰を相手にしていても滔々と何かについて語る癖があるのです。
幽蘭軒の立て札にしても、耳目が集まるとあらば多少商売に差し障りがあっても、先生自らが筆を執ることを厭わない。
むしろ厭った方がいい気がするけど、そこは譲らない。
そんな幽蘭……もとい、幽蘭先生の脱力エピソード、機会があればまたご紹介します。
話はガラリと変わりまして、オンデマンドTシャツ屋さん「Tee Party」のわたしのレーベル「モダン新語辭典」に新シリーズが登場しています!
戦前のマッチラベルをデザインしたもので、ひとまず「カフヱー正チャン」「SUMIRE BILLIARD SALOON」の2つです。
色も何種類かございます。
今後も続々増やしていきますので、ぜひ見てみて下さいね。
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今日はデータ化された新聞記事と、2、3の書籍を閲覧しました。
集めてみるとほとんどが噂レベルの話で(記者時代に幽蘭が軍人の妻や両親にインタビューした真面目な記事は除く)実際に行なったことかどうかすらあやふやな情報ばかりでした。
幽蘭という人は、やれロシアで茶店を開くだの有楽座で旗揚げして帝劇と闘うだのと気焔を上げては、資金の手当がつかずに企画倒れというパターンを繰り返しているらしく、そのうち名前を聞かなくなったと思ったら長崎や大連でひょっこり姿を見かけるというのがお決まりのようです。
神出鬼没すぎて足跡を辿るのがかなり難しい。
生きてるときですらUMAのような(!)人なんですね。
でも、それぞれのエピソードになんともいえない味があって、憎めない。
もし本にするとしたら、いわゆる伝記的なまとめ方より、おもしろエピソードや噂話を並べて「しょうがないなあ」と笑っていただく方が楽しいかもしれません。
例えば、今日見つけた記事のひとつは、明治40年3月17日朝日新聞の東京勧業博覧会に関する「博覧會片々」。
3月20日の開催まであと3日、着々と整う準備について描写された記事で、「會場内の整理」「周遊館の絵画取附」「画家とモデル」「公園付近の装飾」「本郷區小學校の出品」「神楽坂と富士見坂」という小見出しが続くなか、最後に「不気味な茶店」。
はい、幽蘭先生の茶店です(もう、先生と呼ばせていただきます)。
記事によると「女記者となり女俳優となりて暫く姿を隠せし幽蘭女史本荘久代は博覧会當込みに花園町辺へ幽蘭軒といふ喫茶店を開き店前(みせさき)の建札に「黒き紅きくさぐさの筆をとり/\”の右手止みがたきを好奇心(すきごころ)の、うつゝともなう茶盆に替へサゝ茶(ぶゝ)召せとさゝぐるは蘭(あらゝぎ)の茶屋の幽蘭女史」など筆太に記すとは凄じき事なり」とのことで、どうもこの立て札が不気味ということらしい。
博覧会を当込んで開店する辺りは機をみるに敏なんですが、こういういらんことしぃなところが幽蘭先生にはある。
先生に特徴的なのは常に主張があるということで、どんな状況で誰を相手にしていても滔々と何かについて語る癖があるのです。
幽蘭軒の立て札にしても、耳目が集まるとあらば多少商売に差し障りがあっても、先生自らが筆を執ることを厭わない。
むしろ厭った方がいい気がするけど、そこは譲らない。
そんな幽蘭……もとい、幽蘭先生の脱力エピソード、機会があればまたご紹介します。
話はガラリと変わりまして、オンデマンドTシャツ屋さん「Tee Party」のわたしのレーベル「モダン新語辭典」に新シリーズが登場しています!
戦前のマッチラベルをデザインしたもので、ひとまず「カフヱー正チャン」「SUMIRE BILLIARD SALOON」の2つです。
色も何種類かございます。
今後も続々増やしていきますので、ぜひ見てみて下さいね。
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